ヤスデ大量住居侵入事件

R80623  ヤスデが大量に水路から湧き出て、水路の壁、舗装道路、ブロック塀など主に乾いて高い所に集まり、家屋の隙間から侵入するという苦情がコミュニティセンターに寄せられた。そこで水路を管理する当水利組合に対応をお願いされた。ヤスデは毒を持たない、2,3㎝くらいの小さなムカデ様の虫で無害であるが、大量に集まるとさすがに気持ちが悪い。明るい昼間には現れないが、暗くなると出てくる。届出のあった住宅だけでなく、その近辺の少なくとも数軒は同じようにヤスデの夜間侵入に悩まされていることが判った。どうも水路のいっせいに泥上げを行った6/7の後に現れたことや、その住宅が水路の上部にあることから、水路から湧き出ていると思い込んだらしい。ネットで調べると、ヤスデは大雨や梅雨の時期になると水が嫌いなので、草の多い地面から乾いた高い所に移動してくるので、大量発生したように認識されやすいらしい。また、幼虫のときには地中でミミズのように草の腐食物などを食べて分解する益虫で数年後に成虫になって地表に出てくるそうである。苦情のあった住宅地の一角に長年、放置され、葛や雑草が生い茂る耕作放棄地があり、よく見るとこの放棄地の境界付近には比較的に高密度でヤスデが見えた。恐らく、この放棄地のヤスデが大雨でいっせいに移動してきたものと考えられる。6/23には役員7人が暗くなる20時半過ぎに集まり、ヤスデの集合場所や発生源を突きとめるべく、暗い中をライトで照らしながら、探し回った。確かにブロック塀の高みに密集しているが、道路、壁などを低密度であるが、どこにも見つかる。耕作放棄地から20-30mくらい離れていても被害にあっており、移動距離はかなり長い。市に電話して相談窓口を聞いて、農林水産課、農業委員会に相談したところ、市としてはヤスデの発生源として耕作放棄地が怪しいとしてもその所有者に適正管理を行うように依頼するだけである。しかも、耕作放棄地ならどこでも発生しているかというとこの場所だけであり、毎年発生していないことから、発生源が確実に特定できているわけでもない。稀な現象かもしれないが、引き続き注視していきたい(R80627)。

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