香地池浚渫工事進捗(R7.1.28)

 少し雨が降り、浚渫工事への影響を懸念したが、行ってみるとバックホーで池底の土を攪拌している。どうやら、セメントと混ぜていると思われる。重機はヘドロが堆積していて、ぬかるんでいると思われる場所で作業している。意外に重機が地面に沈んでいないので不思議だ。もしかしたら、すでに固化させた場所に居るのかもしれない。
 公渕池から流れてくる水が注がれる西岸壁の基礎部分の近くを掘り下げてあり、水溜まりができている。この付近は滝壷のように浸食されており、ここに固化した浚渫土を使って岸壁基礎の強化を図ると聞いており、その為の浚渫ではないかと思う。その土が盛り上げられて小山となっている。
 浚渫するエリアは一辺が30m前後の四辺形であり、池全体の広さからするとほんのわずかな面積である。それでもかなりの地元負担となる。浚渫したエリアが再び、ヘドロで埋まってしまうのに10年もかからないのではないかと懸念する。ため池の維持には流れ込む土砂の対策が必須であることを改めて認識した次第である。


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